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【静岡県】食品開発戦略、「目標上回る成果」

静岡県は、機能性食品開発などを盛り込んだ「フーズ・サイエンスヒルズプロジェクト第2次戦略計画」改定案を発表した。

戦略は2015年度からの5年間が対象。目標を上回る成果が得られる見込みといい、事業化件数(市販された製品の件数)などの目標数値を上方修正したほか、「機能性素材の成分分析」「化成品の開発強化」などを明記した。

計画では、機能性食品に対するニーズの高まりを指摘。第2 次計画では、県中部地域の地域資源を活用することで、機能性食品など高付加価値型食品を創出、県内経済の発展を目指すとしている。

機能性表示制度を活用した地域企業の製品開発を促進。新たに追加した「機能性素材の成分分析」では、地場産品等に含まれる機能性素材の成分量等を検査センターと連携して分析、製品化を支援する。

計画ではこのほか、「企業誘致の促進」「機能性表示による付加価値の『見える化』」などを盛り込んでいる。県の担当者によると、8 月末時点で受理された機能性表示食品の3 割以上が静岡県で生産されている。今後も機能性表示食品について、企業の届出支援を行っていくとしている。

本記事は「健康産業新聞 1656号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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