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機能性表示食品、19年度28%増の882品 200事業者が新規受理

 2019年度の機能性表示食品受理数はトータル882品となり、前年度比27.8%増で過去最高を更新した。19年度は200事業者が新規に受理された。

 6 月8 日に届出日3 月31日分の3 品が公表され、19年度受理数は882品で確定。また同日から、届出番号の頭に「F」が付く20年度受理分の公表が始まった。2015年4月の制度スタート以降、累計数は2,989品。ここから届出取り下げ265品を除くと2,724品となる。

 このうち6 月8 日時点で「販売中」となっているのは1,352品。特保総数の1,073品を大きく上回る商品が市場に流通していることになる。

取り下げを除く累計2,724品について、本紙で機能性表示別に分類したところ、中性脂肪・体脂肪・血圧・整腸・血糖値など「従来特保型」が51.5%で過半数。「快眠・ストレス・疲労」が10.7%でこれに続く。以下、「アイケア」と「認知機能」が同率7.2%、「肌」が6.9%、「関節・筋肉・歩行」が6.1%など。

 

 機能性関与成分別では、「GABA(単独配合のみ)」が290品で最多。「難消化性デキストリン(単独配合のみ)」が288品で僅差の2 位となっている。以下、「EPA・DHA」、「イチョウ葉」などと続く。受理事業者総数は743事業者となり、このうち200事業者が2019年度に新規受理となった。取り下げを除く受理数トップはファインで73品。受理数1 品が362事業者で約半数となっている。届出取り下げは265品。取り下げ理由は「終売・商品化中止」が約6割を占める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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