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高齢者のスマホ所有率増加、ECでも主役に(連載/オピニオン)

わが国の「高齢社会対策大綱」では、高齢者の体力的年齢は若くなっており、「65歳以上を一律に『高齢者』と見る一般的な傾向は、現状に照らせばもはや、現実的なものではなくなりつつある」と指摘している。

周りを見渡しても、65歳以上で精力的に活動されている方は多数おられる。一昔前の高齢者像は、もはや今の時代には当てはまらないであろう。

前号の1面で、60代のインターネット通販での健食支出が急伸していることを報じた。21年の健食ネット通販は、60代が約26%増で、50代を抜いて支出額トップとなった。コロナによってネット通販の活用が進んだ。

東京都が2 月に公表した「高齢者の消費者被害に関する調査報告書」によれば、60歳を過ぎてからのネット通販利用経験率は9割。ネット通販での健康食品の購入率は40%だった。なおネット通販で被害にあったことがあるのは3.6%。

この調査は都内在住者限定だが、情報端末機器の所有状況についても調べており、なかなか興味深い。60代について経年比較を行ったところ、2013年度調査で20.4%だったスマホ所有率は、21年度調査で85.3%に激増している。

いわゆるガラケーは、13年の69.9%から10.3%に激減した。SNSを「何も活用していない」割合は、13年度調査の65.2%から25.6%に減少している。

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