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オリザ油化、フェムテック素材の『アグアヘエキス』を生地に加工 女性向けインナーウェアのOEMを開始

オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は、フェムテック素材として展開する『アグアヘエキス』の新たな用途開拓を進める。

生地メーカーのMNインターファッション㈱(東京都港区)とコラボレーションし、アグアヘエキスを加工した生地を使用したフェムテックウェアのOEMに乗り出す。

アグアヘエキスを加工した生地を開発したのは、機能テキスタイルなどの開発を手掛けるMNインターファッション。同社は、“肌に寄り添う”をコンセプトに、生理中の「冷え」「ムレ」「肌のかぶれ」といった悩みに着目し、約2年の歳月を経て吸水ショーツを作り上げた。

今回新たに開発したインナーウェアブランド『SKINis(スキンズ)』は、その生地をベースに『アグアヘエキス』を付着させることに成功。『アグアヘエキス』を使用した溶液で加工することで生地の保水率を高め、肌からの水分の蒸散を軽減させるのが狙い。

オリザ油化では、MNインターファッションと連携し、この生地を使用した吸水ショーツやインナーウェアなど、顧客の要望に応じたフェムケアアイテムのOEM生産に参入する。

同事業を推進するオリザ油化の福田容子氏は、「アグアヘエキスをスキンケア、インナーケア、ウェアケアの3本柱でフェムケア商品の提案を幅広く行っていきたい」としている。

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