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抗酸化能による動脈硬化抑制に期待

第7回プリフェノール学会年次大会
 第7 回日本ポリフェノール学会年次大会が8月5 日、東京農工大学で開催され、ポリフェノール研究の最新動向が報告された。
 東京農工大学が所有する先進植物工場の見学と併せ、東京農工大学荻原勲教授が「東京農工大学先進植物工場における革新的ブルーベリー栽培法の開発」について講演し、収穫サイクルの短縮化、収穫量の増加、ポットによる密植栽培などの技術について、実用化の展望などを語った。


 基調講演では、お茶の水女子大学近藤和雄教授が「ポリフェノールと動脈硬化に関する最近の動向」と題し、日本人のポリフェノール摂取量は、平均1,466mg/dayとフランス人の平均値男性1,280mg/day、女性1,120mg/dayを上回っていることを紹介し、ポリフェノールを含む食品を頻繁に摂取していることが理由だと述べた。
 ポリフェノール摂取量と冠動脈疾患死亡率が反比例していることを示し、ポリフェノールが動脈硬化因子の抑制をしていることをデータに基づき語った。

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