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GNC‘15年決算、売上高26.4億ドル(1.0%増)フランチャイズ化加速へ

 米国サプリメント小売チェーンGNCは先月11日、2015年度決算を発表、総売上が26.4億ドル(前年比 1 %増)となったことを報告した。セグメント別では、小売部門が0.3%増、フランチャイズ部門が5.9%増、製造・卸売部門が2.3%減だった。


 米国でのカテゴリー別売上構成比は、スポーツサプリが45%、ビタミン・ミネラル・ハーブ類が39%、ダイエットサプリが12%となった(図)。ダイエットカテゴリーでは錠剤のほか、置き換え食、シェイク、バー、エナジータブレット、クレンジング製品等、多様な製品を取り扱う。2015年は、売上の半数が自社ブランド製品となった。ダイエットカテゴリーは2001年には売上全体の27%を占めていたが、2015年は12%に減少。「ダイエットカテゴリーは、新製品が発売されてから短期間で急成長し、徐々に下降していくというサイクルを繰り返すため、他のカテゴリーに比べてトレンドの予測がしにくい」とコメントしている。
 2015年は、米国内に直営店111店舗、フランチャイズ店58店舗、海外に144店舗を出店、199店舗を閉店。現在の店舗数は、世界50ヵ国以上で9090店舗となった。同社では比較的好調であるフランチャイズ店の割合を増やす計画を進めており、3~ 4 年以内に1,000店舗の直営店をフランチャイズ化する計画という。
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