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【連載下】オーガニック店舗、各社独自の取り組み スムージー、スナックなど好調

本紙では3月10日から15日にかけて、米国市場調査ツアーを実施し、30名以上が参加。アナハイムで開催された『第37回ナチュラルプロダクツエキスポウエスト&エングレディア2017』と合わせて、ロスアンゼルスおよびカリフォルニアにおいて健康志向系スーパーの店舗視察を行った。連載(下)となる今回は、店舗視察を中心にその特徴をレポートする。


 

米オーガニック食品市場は2000年代初めから年率20%で成長し、リーマンショック後の2009年に成長率は一時4.3%まで低下したものの、2012年以降は二桁成長を維持し、食品全体の売上の約 5 %を占める。

『ナチュラルプロダクツエキスポウエスト&エングレディア2017』でも見られたように、オーガニックスナック市場は新商品の上市が続いており、食品コンサルを行うJTCインターナショナルの吉田隆夫代表は「(オーガニックスナックは)すでに23億ドル市場。今後とも注目される」とする。一方で、オーガニック市場全体の成長には限界もあると指摘されており、「食品全体に占めるオーガニックの割合は10%が限度」(同氏)との見方もある。

米国のオーガニック・健康志向系のスーパーといえば、まずもってホールフーズマーケット(WFM)が挙げられる。概して健康志向型の店舗は価格が高く設定されており、一般的な平均価格よりも13%割高であると言われている。逆にデ・・・

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