健産抄

【健産抄】映画「サークル」が示す、情報社会が直面する危機

日本総研の寺島さんが推薦したのが映画「サークル」。話しを伺った翌日、日経新聞一面でも取り上げていたので、早速観てきた。話題になった記憶もなかったが、なかなか参考になった。

ITのリーダーが率いるサークル。ビー玉のような大きさで、低コストの監視カメラの開発に成功し、これが街に溢れる。”新宿歌舞伎町が監視カメラで治安が良くなった“という話に重なるが、どんどん可視化が進む。躊躇しながら、これを担当する女性がある日、カヤックで湖に出て、嵐で転覆、運良く、このカメラの情報で救助される。これをきっかけに、そのカメラを身につけ、トイレ以外の時間は、外部とつながる状況に。やがて、選挙の投票にこれを使う話なども浮上、秘密は犯罪につながるとし、秘密を持たない仕組みが大切だとリーダーが説明するが、様々な問題が浮上する。

マイナンバー制度やスノーデンの話が浮かんでくる。最後は? 情報化時代に直面する危機かもしれない。

 

 

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