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【主張】インフォーマ、UBMの合併で「健康産業の一帯一路」誕生

今月公表されたインフォーマ社とUBM社の合併で、世界の健康産業がつながる。

1970年代、米国で業界団体のNNFAの展示会がラスベガスを舞台に誕生、これらを追ってニューホープ社のナチュラルプロダクツエキスポがアナハイムでスタート、今日の規模に成長していく。これらを追って、サプライサイド展も誕生、群雄割拠の時代を迎える。東京では健康博(健康産業展)がスタート、その後食品開発展が誕生する。NNFAのローズマリーウエスト会長、ニューホープ社のボブ・ホワイト編集長などが来日、友好的な交流が始まる。多くのビジネトップやポーリング博士などの科学者も来日、情報交換が行われるが、やがて、ペントン社がサプライサイドやナチュラルプロダクツエキスポなどを買収、健康博、食品開発展はUBMグループに。その後、インフォーマ社がペントンのこれらの展示会を買収、世界の健康分野は、UBMとインフォーマのグループに二分される。

その両者が今月合併し、インフォーマ社のもとに集結した。ちなみに、この合併で、インフォーマ社は展示会ビジネスでも世界一の規模となる。出版や情報提供などの事業も大きく、様々なビジネス拡大の機運が高まっている。ダイナミックな企業再編の波に我々も飲み込まれていく。なかでも、健康産業の分野では、米国のナチュラルプロダクツエキスポ、サプライサイドなど、アジアの健康博、食品開発展、ビタフーズアジアなど、また欧州のビタフーズ、HIEなどが、インフォーマ社の旗のもとで、動き出す。現場にいる我々には、かつての戦友達?と膝を交え、昔のように仕事ができることに興奮を覚える。米国、アジア、欧州の情報の共有化も進むことで、大きなチャンスが訪れると期待される。相互の展示会のスタンダード化も進むだろうし「ナチュラルプロダクツエキスポに出たい」「ビタフーズに行きたい」などの声が、共通の事業としてどんどん進めることができる。

我が国の健康分野のビジネストップもグローバル戦略を立てやすくなり、海外進出を加速する上で、自由で期待に満ちたシルクロードならぬ「ヘルシーロード」の誕生に期待を寄せる。手前味噌な話でもあるが、世界の健康産業が対立から統一に進んだわけで、その第一歩が始まった意味は、我々にも、産業界にも大きい。

本記事は「健康産業新聞 1647号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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