統合医療

[1月号特集] 統合医療の展望

◆新たな医療を提案する統合医療展2008◆

 2008年は医療を取り巻く環境が大きく変わる年。とりわけ医業経営という点では、この1年がターニングポイントとなりそうだ。次期診療報酬ではかろうじてプラス改定となることが決まったが、生活習慣病対策では、予防医療が中心であることに変わりはない。特定健診・保健指導はその先駆けともいえる。医療関係者にとって今年は、実効性ある予防システムをどう確立するかが課題となる。
 今回で4回目となる「統合医療展2008」は3月18、19日、パシフィコ横浜で開催される。170ブースとなる展示会場では、遺伝子検査や肌画像診断などの検査システムや、減量プログラム、運動器具、食事指導サービスなどのメタボ対策コーナーが拡大した。また、今回はクリニックの出展が増えたほか、クリニックづくりを演出する設計会社や医療コンサルタント会社の出展が目立つ。主催者企画コーナーでは、診療空間の視覚的な演出効果を提案するモデルルームを展示する。このほか会場内は「クリニック」、「予防医療・メタボリックシンドローム対策」、「抗加齢・美容医療」、「補完医療」「癒し療法」の5ゾーンに分けられ、さまざまな医療、療法を行う団体が多数出展する。

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