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◆アガリクスの発がん促進因子、アガリチン説は崩壊◆
 06年2月に明らかになった一部アガリクス製品の発がん促進作用に関し、厚労省は先頃、アガリチンの遺伝毒性試験に関する最終報告書をまとめ食品安全委員会に提出した。これを受け食品安全委員会は、「突然変異試験は陰性であることを裏付けるもの」として、アガリチン原因説を否定する見解を示した。厚労省は4月中にも同省のホームページでアガリクス問題に対する考えを発表する方針だ。アガリチン説が崩れたことで、発がん促進作用因子の特定は困難となったが、今後は原料から製品化までの製造管理などの安全対策が問われてくる。

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