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【特別レポート】米国「IFT」 「植物プロテイン」「グルテンフリー」席巻 雑穀類の提案活発 「抹茶」で中国企業の参入増加(後編)

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プロバイオ・プレバイオの現状は

 プロバイオティクスは、デュポンやクリスチャンハンセンなど大手でも展開しているが、展示会場では市場の賑わいに反して、それほど見かけなかった。有胞子性乳酸菌「GanedenBC30」(Ganedenはケリー社が買収)、スポーツ用プロバイオティクス「DE111」(Bacillus subtilis)で新規出展のDeerland Enzymes & Probiotics(ジョージア)もみられた。

 森永乳業では、ビフィズス菌BB536、B-3などをメインに紹介するとともに、日本で多くの加工食品に配合されているシールド乳酸菌を、「LAC-Shield」という名前で提案を開始した。6月末にself-affirmed GRASを取得したばかりで、免疫に関する素材として米国市場に展開していく。

 プレバイオティクスは、ベネオ社のチコリイヌリン、レッテンマイヤーの各種食物繊維のほか、オリゴ糖(フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖)も複数の企業で紹介。新規出展企業ではPreBioUSAとP.A.T. Productsの2社がアラビアガム(アカシア食物繊維)をプレバイオティクスとしてPした。

ステビアと羅漢果の増加

 甘味料は、ここ数年のナチュラルスイートナーのトレンドを反映してステビアと羅漢果の取り扱いが増えた。羅漢果はとくに中国企業からの紹介が多い。一方、高甘味度甘味料のアスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどは一時期ほどの勢いは見られなかった。

 3年ほど前に、松谷化学工業、Tate&Lyle、CJが新素材として紹介していたアルロース(日本ではプシコースとも)は、取扱企業が増加し、Samyang(韓国)とSM Ingredients(中国)も展示していた。松谷化学工業は「ASTRAEA」(アストレア)というブランド名を前面にしたブースで出展。香川県からの糖であることもアピールした。

抹茶人気で中国企業が進出

 抹茶は世界中で人気フレーバーとして定着した。今回、日本企業の関係では、あいや、葵製茶、杉本製茶、池田製茶の4社が抹茶を紹介。抹茶をたてるパフォーマンスで人目を引いた。
ただし、抹茶を紹介しているのは日本関連企業だけでなく、江蘇鑫品茶業有限公司、Auropure LifeScienceなど複数の中国企業が「Matcha」として展示。日本企業の関係者に話を聞いたところ、現在、抹茶には確たる定義が存在しないため、中国企業が販売しても問題にならないという。

 抹茶は日本製でなければ、という声もあるとはいえ、抹茶展示ブースには多くの来場者が興味深く立ち寄っていた。海外勢に対抗するための方策の必要性が指摘されている。

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