厚生労働省は、12月2日に「令和6年 国民健康・栄養調査」の結果概要を発表した。調査期間は令和6年(2024年)10~11月で、調査実施世帯数は1万414世帯である。
本調査は、国民の身体の状況、栄養摂取状況および生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康増進を図るための基礎資料とするために毎年実施しているもの。
令和6年は、4年に1度の拡大調査を実施し(平成24年、平成28年に続いて3回目)、毎年実施している基本項目の全国代表値に加えて、健康日本21(第三次)のベースライン値を得るとともに、一部の生活習慣等について都道府県の状況を把握している。
調査結果のポイント(この12年間の状況について)
●糖尿病に関する状況について
・糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人と推計され、継続して増加している。糖尿病の可能性を否定できない者は約700万人であり、継続して減少している。(別添P13参照)
●生活習慣に関する状況について
・食塩摂取量の平均値は9.6gであり、この12年間でみると、最も低い値であるが、健康日本21(第三次)における目標値(7g)よりは依然高い状況にある。(別添P17参照)
・現在習慣的に喫煙している者の割合は14.8%であり、この12年間でみると、令和4年調査と並んで最も低い値である。(別添P22参照)
本調査の概要を「食品と開発 2月号 」で紹介します。
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