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ランクセス、飲料用殺菌料「ベルコリン」を日本市場に展開

ドイツ・特殊化学品メーカーのランクセスは、微生物制御のための飲料用殺菌料「ベルコリン® (Velcorin®)」を5月1日より国内市場で販売する。殺菌効果が高く、風味や味に影響することなく、費用効率も高いのが特徴。EU、米国、メキシコ、ニュージーランド、オーストラリア、中国、インドネシア、ロシアなど世界中で既に承認されており、日本では同社の申請により食品添加物「二炭酸ジメチル」として今年の1月15日に新規指定されている。

「ベルコリン」は、充填直前に「ベルコリンDT Touch」という独自の投与ユニットを通して飲料に添加することで、添加直後から飲料中の腐敗微生物に対してその殺菌効果を発揮する。また、添加された後は、極少量のメタノールと二酸化炭素(いずれも果汁飲料や果汁含有飲料に含まれている天然成分)に最終的に分解され、飲料が消費者の手元に届く時点では殺菌料は全く含まれない。その結果、飲料の味、色、風味に影響を与えない。

PETボトルやガラス瓶、缶、カートン、BiB(バッグ・イン・ボックス)などのさまざまな容器に対応可能で、果汁飲料からアイスティー、スポーツドリンク、ノンアルコールワインのほか、非炭酸、炭酸いずれのフレーバー・ウォーターにも使用できる。

また、高温充填ラインの代替、安息香酸塩による防腐保存といった既存プロセスを最適化するために使用でき、無菌充填ラインを「ベルコリン」技術を用いた従来型の生産ラインに置き替えることで、多くの製品タイプとバッチサイズで生産する多品種少量生産において、ダウンタイムを減らすことができる。 また、エネルギー消費量は高温充填ラインよりもはるかに小さく、 さらに、PETボトルなどの飲料容器の薄膜化にも寄与し、樹脂重量の削減にもつながる。

なお、ワイン及び果実酒への使用については、酒税法に基づく関係当局への登録を申請中。ワインに添加した場合、充填から消費までの間において、ワインの品質を保つことができる。 亜硫酸やソルビン酸など他の添加剤を用いた方法とは異なり、飲料やワインの味に影響を与えず、味覚面でも大きな利点を提供する。また、未濾過ワインの品質保存手段として膜ろ過の代わりを果たし、ブレタノマイセスなどの腐敗酵母を取り除くこともできる。

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