技術・機器の記事

国内唯一・過熱水蒸気を利用した造粒装置

鍵庄が取り扱う国内唯一の過熱蒸気造粒装置が注目を集めている。

MGS造粒装置(特許番号:第3909078号)では、原料と過熱蒸気を精密に混合することで品温を均一に上昇させ、原料表面の溶解による「溶融造粒」と、過熱蒸気に含まれるわずかな水分による「湿式造粒」のダブル効果で顆粒を形成する。従来の流動層造粒より酸化を抑え、短時間での造粒を実現。洗浄も容易で、水張洗浄やCIP洗浄に対応している。省スペースで設置できる点も好評だ。

同機では造粒と同時に、原料の焙煎や表面付着物の分離や脱臭を連続して行うことも可能。穀物類の焙煎・農薬除去のほか、スープ類造粒やエキスの粉末焙煎などでも採用実績を有する。

ほか、過熱蒸気を利用した機器としてコンタミレス殺菌に対応した棚式殺菌機もラインナップしている。両機ともに販売のほか、FSSC22000取得工場での受託加工も可能。

問い合わせは鍵庄 粉体事業本部まで。

http://fine-powder.com/

なぜ今、キノコのお肉を開発するのか【食品と開発 6月号特集I-4】🔒

FDAが初めて細胞培養の魚介類を承認

関連記事

  1. 回転型通気乾燥装置が高品質乾燥製品の加工で評価高める
  2. 前川製作所 高効率自然冷媒冷凍機をモデルチェンジ
  3. 高性能フィルタープレスの食品製造業での導入が進展
  4. 防水型デジタル温度計に無線通信モデルを追加
  5. ニレコ、高速で操作性の高い新型のり付け検査装置「グルーモニタGM…
  6. 「吸湿機能付きイージーピール蓋材」を開発
    吸湿機能で内容物…
  7. 高含油食品の連続粉砕を可能にした粉砕機を開発
  8. 品質管理ITシステムに新機能追加―業務の効率化を推進

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP