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FDAが初めて細胞培養の魚介類を承認

細胞培養の魚介類メーカーであるWildtype(サンフランシスコ)の細胞培養サーモンが、FDAの承認を取得した。細胞培養の魚介類が一般消費者向けにFDAに承認されたのは初めてのこと。

Wildtypeでは、太平洋サーモンの細胞を培養し、植物由来の材料と組み合わせて刺身の「柵」の形にしており、寿司などの生食用を想定している。従来のサーモンと同等の量のオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸を含んでいる。

アメリカ国内の細胞培養食品メーカーは、様々な反発にも直面している。すでにネブラスカ州やミシシッピ州など4つの州は、培養肉の販売を禁止する法律を可決した。2024年時点でアメリカには培養肉関連企業が36社あり、この数はどの国よりも多い。

2025.6.12
Lab-grown salmon receives FDA approval
https://www.fooddive.com/news/wildtype-lab-grown-salmon-fda-clearance/750518

国内唯一・過熱水蒸気を利用した造粒装置

【6月27日迄】次世代医療・ヘルスケアの新たな国際展示会「Japan Health(ジャパンヘルス)」 インテックス大阪にて開催

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