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【1月号】食物繊維素材の最新市場動向

 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、食物繊維の1日の摂取目標量が成人男性で19g、成人女性で17gとされているが、毎年行われている国民健康・栄養調査の今までの結果を見てみると、食物繊維の摂取量は相変わらず5~7gが不足している状況だ。
 食物繊維摂取の意義は、腸内環境を整えて便秘改善や肥満予防に寄与するだけでなく、免疫の強化という点からも注目される。また、食品加工においては、水産練り製品や冷凍食品、菓子などの幅広い分野の物性改良用途や低カロリー化で機能を発揮しており、さらなる応用に期待がかかる。


 本稿では食物繊維素材に関する話題と取り扱い企業の動向を中心に、最近の食物繊維市場を探っていく。

<主な食物繊維素材サプライヤー>

●難消化性デキストリン
松谷化学工業
●ポリデキストロース
ダニスコジャパン
●グアーガム酵素分解物
太陽化学
●アカシア食物繊維
コロイドナチュレルジャパン
●アラビノキシラン/レジスタントスターチ
日本食品化工
●サイリウム(オオバコ)種皮由来繊維
シキボウ
●グルコマンナン
清水化学
●寒天
伊那食品工業
●コーンファイバー
Fiニュートリション
日本食品化工
●シトラスファイバー
DSP五協フード&ケミカル
●ビートファイバー
日本甜菜製糖
●ポテトファイバー/グレープシードファイバー/オート麦ファイバー
Fiニュートリション
●小麦ふすま
日本製粉

【1月号特集】未利用資源の最新利用動向

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