関連トピックス

たんぱく質やビタミンDの摂取量が焦点に
厚生労働省、第3回「日本人の食事摂取基準」策定検討会を開催

厚生労働省は9日、第3回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会を開催し、エネルギー及び栄養素に関する基準策定の方針を公表した。

エネルギー摂取の過不足を回避する指標を設定するほか、栄養素については、過不足に関する指標に加え、生活習慣病の発症予防を目的とした量(目標量)と、重症化予防及びフレイル(虚弱)予防を目的とした量とは区別して提示する。

2015年版からの主な変更点は
①高齢者のたんぱく質の目標量(下限)を引き上げる
②骨折のリスクを考慮したビタミンDの目安量を策定する
③微量ミネラル(クロム)に関する成人の耐容上限量を新たに設定する など

ビタミンDについては、フレイル予防との関係や日照時間を考慮に入れる重要性を記述する。これまで5.5μg/日を成人の目安量としていたビタミンDの量が焦点となりそうだ。

今後、12月~2月に行われる3回の検討会を通じて報告書をとりまとめ、年度内に報告書を公表し、2019年度中に厚労省が「食事による栄養摂取量の基準」を告示する見通し。2020年度から運用を開始する(2024年まで)。

数々のアワードを受賞 超小型・高性能 MS検出器が選ばれる理由

日新製糖のガラクトオリゴ糖「カップオリゴ®」が米国GRAS認証取得

関連記事

  1. パンのイメージ1位は「もちもち・もちっと・もっちり」―日本能率協…
  2. トマト由来成分の「美と健康」をテーマに
  3. アサイーの造血機能に関する研究を発表
  4. 技術者のためのマネジメントに関する多角的な講演―油化学セミナー
  5. DHA・EPA協議会 第19回公開講演会を10/25に開催
  6. キミカ、世界水準の研究設備と環境性能を備えた新社屋が竣工
  7. セミナー会場のマイク 日本清涼飲料研究会、10/8に「第33回研究発表会」を開催
  8. 健康博覧会、Care Show Japan―注目の食品素材・健康…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP