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機能性表示食品の発売動向を追う(39)機能性表示食品の届出・受理の現状

――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。

機能性表示食品の発売動向を追う(39)機能性表示食品の届出・受理の現状

機能性表示食品の累計受理件数は11月末の公表分までで1607件(うち撤回135件※)となった。11月1日〜30日の受理件数は47件で表1(雑誌に掲載、ここでは割愛)のとおり。

1ヶ月間の新規企業は、ナチュラス「アスタブライトEX」(関与成分:アスタキサンチン)、健康増進「まぐろのチカラ粒」(DHA・EAP)、チョーヤ梅酒「酔わないウメッシュ」(クエン酸)、赤穂化成は2品「サラシアスマートゼリー」(サラシア由来サラシノール)と「ちょう!スッキリサラシアゼリー」(サラシア由来サラシノール)、ビーエイチエヌも2品「BHNのPS」(大豆由来ホスファチジルセリン)と「BHNの黒酢」(黒酢)、東洋カプセル「オリーブのちから」(オリーブ由来ヒドロキシチロソール)、ティーライフ「ピント一番 ゴールド」(ビルベリー由来アントシアニン)、パールエース「ビフィ・乳のおかげ」(ビフィズス菌BB536)、しまね有機ファーム「蒼楽」(難消化性デキストリン)、富士食品工業「小粒大豆もやし」(大豆イソフラボン)、エコアライブ「ルテインゴールド」(ルテイン)の11社。オリーブ由来ヒドロキシチロソールは関与成分としても初となる。

また、今月は生鮮食品で「ミカン」が3品と「もやし」が1件受理された。ミカンはいずれもβ-クリプトキサンチンを機能性関与成分とする骨対応表示での受理で、届出者はいずれも和歌山県。これで生鮮食品の受理総数は22品となった。

なお、届出撤回となった件数は1ヶ月間で33件と多かった。江崎グリコが「朝食BifiXヨーグルト」(A63)など20件で届出撤回。いずれもビフィズス菌BifiXを機能性関与成分とする商品で、取り下げ理由は全て「販売終了のため」としている。つうはん本舗「HMB for シニア」(C422)は商品リニューアルのため、シーナコーポレーション「アルケルトEX」(D72)は商品化取りやめのため、届出を取り下げた。そのほか販売者変更を理由とした取り下げが10件あった。

※ 12月号の「機能性表示食品の発売動向を追う38」では、撤回を100件としていましたが、10月30日に2件の追加があったため、10月末までを102件と訂正し、11月末では、11月分の33件を合わせ135件とさせていただきます。

―以下、続きは月刊『食品と開発』1月号にてご覧ください。
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【1月号連載】機能性食品開発のための知財戦略(13)
食品用途発明の最新報告〈2018年10月特許公報発行/公開分〉

包装をめぐる環境対応に一層の重要性
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