常磐植物化学研究所は、米国の試験機関であるRadicle Scienceと共に昨年、米国における大規模な臨床試験を実施した。この試験によりラフマ葉抽出物「VENETRON®」(ベネトロン)が、不安を自覚している人々に対して、ストレス、睡眠の質の改善に顕著な効果を示すことが明らかになった。
試験は、米国在住の21~75歳の370名を対象に、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(消費者直接型臨床試験)を実施。VENETRON® 50mg/日またはプラセボを6週間摂取してもらい、睡眠の質を「PROMIS™ Sleep Disturbance 4aスコア」で、ストレスを「NIH Toolbox Perceived Stress Scaleスコア」にて評価した。
その結果、睡眠の質とストレスの有意な改善が確認された。このたびの試験である「消費者直接型臨床試験」は、多くの被験者のデータを集めることができるだけでなく、食事や行動の制限がなく被験者が普段の実生活でサプリメントを摂取する場合と近いデータを得ることができる点がメリットである。
公開された論文⇒ https://www.mdpi.com/2673-8937/5/2/23
米国においても多くの人々が睡眠不足やストレス、不安に悩まされている状況にある。今回の試験結果によりVENETRON®がこれらの解決になる可能性が示唆されたことから、今後同社は米国に向けたVENETRON®の販売を強化していく。
※ラフマ葉抽出物「VENETRON®(ベネトロン)」とは
中国で古くからお茶として親しまれるラフマの葉から独自技術で抽出・精製されたエキス末。機能性表示食品に対応しており、「睡眠の質の向上」や「月経前の一時的な晴れない気分の改善」の機能性表示でPRISMA2020版の届出実績を有する。サプリメントはもちろん、飲料、菓子(ゼリー、チョコレート、ラムネ)等の食品にも配合できる。












