健康志向の浸透と生活習慣病予防の観点から野菜や果実を多く摂取したいという意識が高まってきている。しかし、家庭での主婦の調理時間の減少や個食化の増加など食生活の変化に伴い、日常の食事では十分な野菜・果実を摂取できていないと感じている人も多い。このため、簡単に野菜不足を補えるよう考えられた様々な野菜加工製品が開発されている。
最近では野菜・果実の加工技術も向上し、食感や味・香りなど野菜本来の旨味や味を再現した素材が上市されている。
また、機能研究の進展で、身近な野菜・果実から機能性を強調した素材も開発されている。
本稿では、生活習慣病を予防するという意識の高まりとともに摂取意欲の高まっている野菜・果実素材の開発と利用動向を探っていく。
<主な野菜・果実素材サプライヤー>
ヴィアノーベ
キッコーマン
スプラウト
ニチレイバイオサイエンス
日東富士製粉
マリーンバイオ
八尋産業
ユニチカ
ロブソン
未分類
【市場動向】野菜・果実素材の市場動向
- アラビノース配合のピンクレモン希釈用シロップ発売 2024年7月24日
- 原料不足・高騰を乗り切り、多彩な製品開発をサポートするフレーバー 2024年7月19日
- 吉兆堂、高品質・厳しいTHC濃度検査をクリアしたCBD原料を提供開始 2024年7月17日
- 会社を守り 事業を伸ばす品質管理 食品製造DXの最前線–無料オンラインセミナーのご紹介 2024年7月16日
- グアーガム分解物と酪酸産生菌の組み合わせでシンバイオティクスとしての有用性を確認 2024年7月12日
- 高濃度廃水処理で国内実績150社のAT-BCシステムが公共事業向けとして販売開始 2024年7月10日
- DM三井製糖とサラヤが共同コンセプト商品として“砂糖+羅漢果”の甘味料を開発 2024年7月9日
- 黒ウコン抽出物「SIRTMAX®」が「体脂肪の減少」で韓国MFDS認証を取得 2024年7月8日
- 日本品質の洋菓子用乳化油脂を海外市場へ 2024年7月4日
- 希少糖アルロースの肥満症改善に対する可能性-肥満症特別勉強会開催 2024年7月3日