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【品質・安全】自主検査に拡がる簡易・迅速微生物検査法の開発動向

08年は大規模食品中毒こそ発生しなかったが、冬場はノロウイルス、夏から秋にかけてはカンピロバクター、サルモネラなどによる事故は散発的に発生しており、日常の検査は気を緩められない。


食品企業の自主検査では、残留農薬や化学物質などの他の検査項目も増える中で、いかに効率的な意味のある細菌検査を行っていくかが課題だ。また食のグローバル化が進む中で、国際的にも通用する信頼性と実効性のある検査法を自主検査に取り入れていくことも課題となっている。
本稿では、微生物検査の簡易・迅速法をめぐる動向と、ここに来て注目されているカビ毒の検査をめぐる動きについてみていく。
<主な検査機器・キット取り扱い企業>
【培養法の前・後処理】
GSIクレオス
セントラル科学貿易
【培養法の簡易化キット】
アヅマックス
サン化学
スリーエムヘルスケア
チッソ
日水製薬
【自動生菌数測定機器・キット】
アズワン
池田理化
エア・ブラウン
シスメックス・ビオメリュー
【食中毒菌検出キット・資材】
アプライドバイオシステムズジャパン
関東化学
キッコーマン
タカラバイオ
【耐熱性好酸性菌検出キット】
極東製薬工業
【カビ毒規制と簡易迅速検査キット】
フォス・ジャパン
和光純薬工業

【品質・安全】洗浄バリデーション法として定着するATPふき取り検査法の最新動向

【1月号特集】食品の安全を保証する(「フード・フォラム・つくば」より)

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