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「尿酸や肌、トクホの表示対象に」

日健栄協・トクホ講習会(7月23日)
トクホ審査委員・和田氏(城西大教授)が講演
半健康はトクホ、半病気はメディカルハーブで


(財)日本健康・栄養食品協会は先月23日、都内でトクホ講習会を開き、厚生労働省・新開発食品評価第二調査会委員で城西大学薬学部教授の和田政裕氏が、トクホ審査の最新状況について説明した。
最近の審査の方向性を踏まえ、「尿酸」、「ストレス」、「肌」、「感染」などが新たなヘルスクレームとして期待されるとする見解を示した。
「アレルギー対応」、「抗炎症」、「がん抑制」、「関節」、「循環器系疾患」、「動脈硬化」など疾病名を出す場合は、疾病リスク低減表示で対応するのが望ましいとした。
一方で、トクホの保健用途の定義がはっきり示されていないことを問題視。
トクホ審査にかかわる各委員の解釈の違いなどから、新たなヘルスクレームの拡大が進まない審査状況の問題点を浮き彫りにした。

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