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トクホ市場、5500億円割れ(日健栄協調査)

通販、ドラッグストア、薬局での需要拡大も
 トクホ市場5,494億円、初の規模縮小―― (財)日本健康・栄養食品協会は3月23日、前回調査(07年度)からトクホ市場が約2割減少したことを発表した。


 調査では、「不況」「(消費者庁発足による)トクホ審議の滞り」「商品の価格帯」「(一部商品)の安全性に関する議論」などを要因に挙げている。
 トクホ市場を牽引する3大カテゴリー(「整腸」「中性脂肪・体脂肪」「歯」)が足踏みするなか、「骨・ミネラル」が伸長。
 販売チャネル別では、通信販売とドラッグ・薬局でのトクホ販売が好調に推移した。
 本紙では、09年のトクホ市場を6,600億円と推計、08年比で7%減となったことを報じている(1324号既報)。
 調査期間等により市場規模に差異はあるものの、トクホの形状撤廃の規制緩和を行った01年以降、初のマイナス成長となった。

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