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Aub、元オリンピック選手の腸内から発見したビフィズス菌を発表

Aub(東京都中央区)は9月2日、日本人の元オリンピック選手の腸内から特異なビフィズス菌を見つけ、事業化していくこと発表した。

新たに発見した菌はロンガム種のビフィズス菌で、菌株名に「Aub001」と命名。一般的なロンガム種のビフィズス菌と比べ、酢酸を産生する能力が約11倍高いことを確認。また、胃酸に強く腸まで届きやすい点に加え、ソルビトールを資化できる能力があることもわかったという。同菌については先月国際特許を申請、年内には取得できると見込んでいる。

同社は元Jリーガーの鈴木啓太氏(写真)が代表を務めるベンチャーで、アスリートの腸内環境解析を基に多角的な事業を進めている。これまで28競技、700名以上のトップアスリートから1400検体にのぼるサンプルを集めている。

今回の新株の発見について同社では「免疫強化につながる酢酸菌能力が高いことに加え、ソルビトールとの同時摂取により菌の働きを活性化できることからシンバイオティクスの面でも有効」と説明。来年を目処に同菌を配合した自社商品の販売、菌株の原料供給を開始する見通し。

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