プロテイン市場が転換点を迎えている。長らく市場の中心だったホエイプロテインの原料価格が高騰しているためだ。業界関係者によると、主力原料であるホエイプロテインコンセントレート(WPC)の相場は現在1kg当たり5,500円前後まで上昇。一部では「今後8,000円水準に達する可能性もある」との見方も聞かれる。こうした環境下で、メーカー各社は従来の「ホエイ一強」から脱却し、新たなタンパク源の活用を模索している。植物性プロテイン、酵母プロテイン、ヒマワリタンパク質、エッグプロテイン、コラーゲンペプチドなど、代替原料の提案が活発化しており、市場では早くも「ポストホエイ」を巡る競争が始まっている。
「ホエイ一強」から転換期 代替原料の活用広がる
プロテイン市場では、原料の選択肢が拡大するとともに、商品の差別化が難しくなっている。市場関係者からは「原料やスペックだけで差別化するのは難しくなっている」との声も聞かれる。ホエイ、ソ
イ、ピーなどの選択肢が増え、クレアチンやビタミン配合も一般化。差別化要素としては、インフルエンサーマーケティングやブランド力の重要性が高まっているという。
こうした中でのホエイ高騰は、その他の原料にスポットライトを当てた。植物性、酵母、ヒマワリ、エッグ、コラーゲン、さらにはアミノ酸強化型の植物性ブレンド原料まで選択肢が広がっており、プロ
テイン市場は「ホエイ一強」から多様化の時代へと移行しつつある。今後は各原料が持つ機能性や飲みやすさ、コストパフォーマンスが採用の鍵を握りそうだ。
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