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ノニ、ドリンク主体に製品多様化

スーパーフルーツの元祖、市場成熟へ

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 ニュースを主体に約300億円の市場に成長した「ノニ」。分かっているだけで200以上の成分を持つ栄養価や薬理作用の高い機能性果実として古くから利用されてきた。
 日本には約10年前に上陸し、発酵タイプのジュースを主体に健康食品やお茶、化粧品など製品も多様化している。
最近では品質を保証した有機JAS認定品の登場や機能性の研究成果が相次いで発表されるなど、健康食品素材の一大カテゴリーとして成長を遂げている。


 一時期は店販ルートで、参入企業の急激な増加や、一部企業の粗悪品の乱売による価格下落などで、停滞期があった。
 しかし、そうした企業の淘汰が進む一方、新たな有効性データが発表されるなど、新しい動きも見られる。
 ドリンクが市場を牽引する一方、健康食品をはじめ、お茶、化粧品など多様化が進んでいる。特に健康食品では、ノニ果実の粉末原料を使った利用が広がっている。
 主にカプセルタイプで、グルコサミンやオメガ3系原料との組み合わせで使われているケースが多い。

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