食経験が豊富で、免疫賦活作用をはじめとした健康機能を有する霊芝は、長年に亘り健食業界で利用されている。コロナ禍以降は、ファンクショナルマッシュルーム(機能性キノコ)の利用が海外で拡大。“日本産霊芝(Reishi)”の人気は高く、さらなる需要増が見込まれる中、市場では海外展開を強化する動きがみられる。国内では、高齢者を中心としたユーザーに支えられ、市場は堅調に推移する一方、「ホルモンバランス」「更年期」を切り口に、フェムケア、メンテック商材としての提案が進む。また、“薬膳”ブームを背景に、和漢素材への関心が高まると共に、伝統キノコ素材を知って貰うきっかけにもなり、新規ユーザーの獲得が期待される。
海外評価が高い“日本産霊芝(Reishi)”
霊芝は、昭和50年代初期に国内で本格的に栽培されるようになった。人工栽培による生産が可能になり、全国各地に拡大。現在、信越、北関東を中心に北海道、近畿、九州などで栽培され、国内生産量は30t前後と推測される。近年は、海外でファンクショナルマッシュルーム(機能性キノコ)の利用が広がる中、伝統素材の霊芝が人気に。優れた栽培・加工技術から“日本産霊芝(Reishi)”に対する評価は高く、各社からは、「海外事業の売上は前年比をクリアした」「販売国・地域が増え、生産増にある」「米国での販売準備を進めている」などのコメントが聞かれた。また、「以前ほどではないが、免税店でまとめ買いがみられるようになった」「中国以外の訪日観光客による購入も目立つ」といった声が聞かれ、インバウンド需要も回復基調にある。スギホールディングスの子会社・薬日本堂は、昨年からスギ薬局併設のショップインショップを展開。霊芝配合のサプリメントやドリンクは売れ筋商品で、訪日観光客にも人気だという。
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