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近大とオリザ油化、米糠の副産物から3種の新規化合物を発見

 近畿大学薬学総合研究所(森川敏生教授)とオリザ油化㈱(愛媛県一宮市)らの研究グループは12月15日、⽶糠から油を抽出する際に生じる副産物から、脂質である「アシル化グルコシルセラミド」の新規化合物3種を世界で初めて発⾒し、その化学構造を明らかにしたと発表した。さらに新規化合物の1種が、⾓層のバリア機能を高めることをヒトの表⽪を再現した組織モデルを用いて明らかにした。研究成果は天然物に関する専門紙『Phytochemistry Letters』オンラインに掲載された。
 研究は、⽶糠抽出物をクロマトグラフィーによって分画し、3種類の未知化合物を単離。次にNMRや質量分析などの分光学的⼿法に、化学的処理を組み合わせ、それぞれの立体構造を詳細に解析した。その結果、これらの化合物は従来の植物由来グルコシルセラミドとは異なり、脂肪酸がアシル化された新しい構造を持つことが明らかになり、それぞれ脂肪酸のうちパルミチン酸(oryzaceramide A)、オレイン酸(oryzaceramide B)、リノール酸(oryzaceramide C)が結合していることがわかった。

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