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「美味+レシピ」「機能性」で市場深耕(ZOOM UP:オーツ麦)

オーツ麦を原料とする「オートミール」「オートミルク」の注目度が高まっている。オートミールは昨年、売れたものランキング(インテージ調べ)の2位にランクイン。販売金額は前年同期比156%で伸長した。世界のオートミルク市場は、年平均成長率10.51%で伸長するとの試算も。食物繊維やビタミン、ミネラルなどが摂取できることから健康需要を取り込んでいる。

「SNS 発信」「米化」起爆剤に

 オーツ麦を食べやすく加工したオートミール。欧米では古くから朝食利用が進んでいた。一方、国内では昭和天皇や渋沢栄一氏が朝食などで食していたことが知られているものの、一般消費者層の食品利用は少なかった。こうした中、オートミールはここ数年で認知度が急上昇、健康食品の地位も確立しはじめている。

 オートミールが注目を集めたきっかけについて取材したところ、「SNS発信」「米化」「コロナ禍」のキーワードが浮かび上がった。SNS発信は、タレントのローラ氏やなかやまきんに君氏などが自作料理やレシピをSNSなどで紹介。腸活に最適なスーパーフードとしての発信に、筋トレ層などが反応した。2020年頃からは“ダイエットにおすすめ”とする投稿が相次ぎ、認知度が高まった。

 オートミールをコメのように食べる「米化」も需要を後押しした。ご飯などの主食にオートミールを活用する「米化オートミールレシピ」が、レシピ本などで続々登場。「美味しくなさそう」「食べ方がわからない」といった従来のイメージを大きく覆した。 このほか、「コロナ禍」における健康志向、自宅における食事機会の増加も追い風となった。取材先からは、「ダイエット・美容意識が需要の根底にあるものの、コロナ禍で芽生えた健康志向は根強いニーズ」と指摘。今後の伸びしろに期待するサプライヤーも多い。

 オートミール喫食層は、20代〜40代がボリュームゾーン。ボディメイクに取り組む人やダイエット中の女性、筋トレする30代男性のほか、高齢者はお粥で食べる人も目立つという。・・・

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