特集

【酵素・酵母食品】市場規模2%減の485億円

コロナ禍以降、健康維持・体質改善を目的とした「断食(ファスティング)」への関心が高まり、酵素商材の利用が進んだ。一方、需要が落ち着いたことに加え、物価高による消費の冷え込みが重なり、市場は485億円(前年比2%減)に留まった。ここ数年の市場は、500億円手前で足踏み状態が続くが、過去のブームで大きな反動を経験しており、各社に慌てる様子はみられない。むしろ、ブームに左右されない市場構築に向け、エビデンスのデータ蓄積、製品開発や製品ラインアップの拡充、海外展開の強化、利用方法の発信など、各社、様々な活動を展開。代謝を上げる酵素商材は、“腸活”“免疫維持”といっ
た切り口でユーザーの裾野が広がっている。

ファスティング商材として定着 腸活サポートで利用進む

 コロナ禍の生活で、女性層を中心に関心が高まった「ファスティング(断食)」。乱れた食生活を整え身体のリズムを戻す、自身の健康状態を見直す機会となり、酵素商材の注目度が上昇した。ダイエット
を目的とした女性ユーザーが増え、市場活性化に繋がった。
 一方、断食ニーズが一服したことに加え、物価高による消費の冷え込みが重なり、昨年の市場は今1つ盛り上がりに欠けた。原材料費の高騰やエネルギーコスト増などから、価格改定に踏み切るメーカー
も少なくない。
 こうした中でも、各社からは、「体感商材として、既存顧客の注文量は落ちていない」「ドラッグストアで販売しているが、棚落ちなく、定番アイテムになっている」「エステサロン向けに新規採用が決まっ
た」など、明るいコメントが聞かれた。
 また、幅広い世代で“腸活”が浸透する中、「イベントや催事展で、酵素商材の反応が良い」「腸活目的で利用する人が増えている」といったコメントが目立った。“腸活”サポート商材としてのニーズが高まっ
ている様子がうかがえた。

該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP