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【スーパーフード最前線】話題先行から“目的別・実用型”へ 再編進むSF市場

日本で「スーパーフード」という言葉が広く認知されたのは2015年前後。その後、カテゴリはブーム期特有の話題先行型から、日常食や美容・健康管理に寄り添う“機能性訴求型”へと移行した。消費は「なんとなく体に良い」から目的別へ移り、抗酸化、血流改善、美肌、アイケアなど、具体的な健康・美容ニーズに寄せた活用が重視されている。美容やセルフケアへの関心が高い消費者に対しては、素材由来の栄養価値に加え、その特徴を整理し、生活シーンに取り入れやすい形で提示することが、市場拡大の重要な要素となっている。

ブームから“日常の機能食”へ転換

 日本におけるスーパーフード市場は、定着期を境に大きく構造変化してきた。“新しい・健康によい”というイメージが先行したブームを起点に、スムージーやサラダ系メニュー、輸入原料を中心とした商品展開が急速に広がった。現在は日常食品領域の一部としても定着し、機能性を軸にした消費へと移行している。こうした市場の成熟に伴い、消費の中心も健康意識層や美容感度の高い女性へとシフトし、日常的な“セルフケア”の一部として取り入れられるようになっている。これを背景に、近年の市場成長は、単体の原料をそのまま販売するよりも、既存食品への配合、機能付加型の商品化が主流。ヨーグルト、パン、スナック、ドリンク、プロテインなど、カテゴリ横断での応用が進んでいる。

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