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【錠剤化技術・添加剤】「高含有化」「持続性放出」等 高機能化進む

錠剤用添加剤の応用が広がってきている。サプリメントの錠剤には、成形、コーティング、崩壊、滑沢などさまざまな目的で添加剤が使用される。複数の素材を処方するケースの多いサプリメント錠剤においては、「成分の高含有化」「難成形素材の錠剤化」「徐放性付与による持続性放出」など錠剤化技術の高機能化が進んでおり、健食の新規開発やリニューアル需要の増加などを受け、添加剤を用いた錠剤開発も増加傾向に。「粉末製品の錠剤開発依頼も増えている」といった声がある。

「結合性+崩壊性」+αの高機能化で応用広

 サプリメントの錠剤開発では、原料となる粉体の流動性や均一性、成形性、吸湿による品質劣化などの観点から、添加剤の使用が不可欠だ。錠剤サプリメントで使用される添加剤には、主に成形のために用いられる賦形剤をはじめ、製造工程における流動性や滑り、結着改善などに寄与する滑沢剤や吸湿剤、味や臭いの強い素材の舌での不快軽減に寄与するコーティング剤などがある。複数の原料を配合する錠剤開発が主流となる中、使用する原料の物性に応じて、訴求する機能性を最大限発現させる錠剤化技術が要求される。錠剤化技術では、外観の形状を保ち、欠け、割れを防ぐ硬度を保持する「結合性」と、体内で成分が溶出する「崩壊性」の相反する品質の両立が要となる。医薬品の場合、錠剤の崩壊性および溶出制御は必須だが、サプリメントにおいても、摂取されるまで形状を保ち、体内での崩壊、および有用成分の体内吸収までを原料の物性別に添加剤を検討する必要がある。機能性表示食品や健康食品GMPにおいては、錠剤の崩壊性が必須となっている。

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