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2 種のフコキサンチン原料、供給強化へ

 BGG Japan㈱(東京都中央区、03-5148-8981)は、フコキサンチン抽出物『ThinOgenTM(ティノゲン)』を今年の注力素材と位置付け拡販していく。「高品質」「安定供給」を差別化に、ダイエット・メタボ対応素材として提案を進める。
 日本品種のコンブを原材料とした『ThinOgen』は、コンブ収穫後、新鮮な状態でフコキサンチンを抽出・精製する。独自技術により、フコキサンチン特有のニオイを低減させた。オイル(ソフトカプセル向け)とパウダー(錠剤、顆粒、液体向け)を揃える。オイルはフコキサンチン含量1 %、パウダーは同含量1 %以上を規格するが、オイルは高濃度品も供給可能。ハラル原料としても対応できる。また、同社では「1 年を通じて原料を確保しているので、安定供給ができるのも強み」としている。
 機能性データでは、男性12人、女性7 人を対象に3ヵ月間実施したヒト臨床試験で有意な体重減少を確認。試験後1ヵ月の追跡調査でも体重のリバウンドはなく、内臓脂肪、皮下脂肪の減少がみられた。このほか、動物試験でフコキサンチン+CLA(共役リノール酸)摂取がフコキサンチン単独摂取に比べ、有意な体重減少がみられたことを確認している。

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