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丸善製薬、新セラミド原料にブライトニング効果を確認

 丸善製薬㈱(東京都渋谷区、03-3496-1521)は、フルーツ由来の自社原料『パインセラ®』(粉末品)に、新たに『ブライトニングパイン』を拡充した。すでに臨床試験でメラニン量の減少、およびブライトニング(肌の明るさ)効果を確認、原料の供給を開始した。
 同社では、ブライトニング効果の関与成分を突き止めており(特許出願中)、この関与成分を用いて、B16メラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制試験を行った結果、非常に強いメラニン産生抑制があることを確認している。また、被験者10人を対象とした臨床試験を実施。紫外線照射部位のメラニン量を測定した結果、プラセボ群と比較してメラニン量の有意な減少がみられた。さらに、紫外線照射部位の肌の明るさを測定した結果、プラセボ群と比較して肌の明るさが有意に向上した。研究成果については論文投稿を予定しているという。
 同社では「バリア機能改善、保湿アップといったセラミドによる効果はそのままに、ブライトニング効果が期待でき、明確な差別化ができる新しいセラミド原料として提案を進めていく」と手応えをみせる。

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