厚生労働省は来年4 月から、省が定めた1 食あたりの「健康な食事」の基準を満たす市販の弁当や給食、外食等の調理済み食品に「認証マーク」を付与する。同省が掲げる健康寿命の延伸と、その関連産業の創出の土台となる「健康な食事」について議論してきた同省の有識者検討会が6 日に最終報告をまとめ、普及を促すための認証マークを定めた。
検討委が定めた基準は、1 食あたりのエネルギー量が650kcal未満、食塩は3 g 未満とそれぞれ定めた。主食(300kcal未満)は1 食あたりの炭水化物が4 0 ~ 7 0 g で、食物繊維を摂るため、そのうち2 割程度を玄米や押し麦などの精製度の低い穀類が占めることとする。
「認証マーク」を導入した製造・販売元には報告を義務付ける。来年度からの導入に向け、年内にはガイドラインを策定したいとしている。
行政・業界ニュース
厚労省、「健康な食事」で基準設定
行政・業界ニュース
- サプリメント規制のあり方検討 消費者庁、業界5団体からヒアリング 「定義」「GMP」等
- COSMOPROF ASIA2025 2,688社が香港に集結
- アジア最大の美の祭典、香港で開幕 COSMOPACK2025・BIFAが一足先にスタート
- 食品開発展に3万7,700人 過去最大1,070小間乳酸菌、コラーゲン、プロテイン等 「脳機能」素材目立つ
- 厚労省 「サプリ規制のあり方」検討開始「定義」「製造管理」「健康被害情報の報告」など
- 栄養機能食品 栄養成分の機能表示見直しへ 上下限値も一部改正 検討会スタート
- 成分「含まない」等の強調表示食品表示基準改正へ 機能性表示食品でも今後可能に
- 日本健康食品工業会 4委員会を設置 「品質安全管理」など
- 「我ら海の子展」授賞式、応募総数2758作品
- 韓国で「Hi」「CPHI」過去最高の418社が出展 「プロバイオ」目立つ









