㈱東洋新薬(本社:福岡県博多区/広報部:東京都千代田区、03-5501-7788)は、城西大学との共同研究で、三相乳化技術を用いた化粧品の有効成分の皮膚浸透性などについて試験を実施。試験結果を「日本薬剤学会第30年会」で発表した。
三相乳化技術を用いて油の量を変え調整した3 種類の乳液(三相乳化乳液3 %・10%・30%)と、比較品として「水のみ」「ナノ粒子のみ」を用意し、マウスの皮膚に適用し、24時間後の皮膚中に浸透した有効成分量を測定した。その結果、有効成分量は比較品2 品より三相乳化乳液の方が多く、三相乳化技術を用いた化粧品は成分の浸透性に優れていることが示唆された。また、油の量によって有効成分の浸透をコントロールできることが示された。
次に、膜融合試験法を用いて、三相乳化乳液とバリア機能の1つである細胞間脂質のモデルとの融合率を評価した結果、三相乳化乳液は細胞間脂質を壊さずに、肌へ馴染むことで有効成分が浸透していくことが示唆された。研究班らは「三相乳化技術を化粧品に用いることで、“肌への優しさ”“有効成分の浸透性”の両方に優れた化粧品開発への寄与が期待できる」としている。
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三相乳化技術を用いた化粧品で研究報告
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