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【話題追跡】”機能性チョコ”市場、500億円規模に

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乳酸菌、高カカオ、GABA、BCAAなど充実

成長鈍化が著しい製菓市場のなかで、チョコレートが活気づいている。なかでも、健康機能を付加した“機能性チョコレート”が市場をけん引している。機能性チョコレートの市場規模は、チョコレート全体の約1割にあたる約500億円といわれる。大手製菓メーカーを中心に乳酸菌や高カカオ、GABAなど配合の多様な商品が上市されている。先の健康博覧会でも、水素やアガベを配合したチョコレートなどが見られた。機能性チョコレートは、サラリーマン、OL層、50~60代の男女など新たな購買層を取り込みながら市場を拡大している。


チョコレート市場拡大の一因は、“健康機能”を付加した商品の登場だ。ロッテの『スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ』、明治の高カカオ含有チョコレート『チョコレート効果』シリーズ、同社比で糖質を50%カットした『おいしい o f f 』シリーズ、森永製菓の『ビフィズス菌チョコレート』などが一例だ。
一方、江崎グリコでは、難消化性デキストリンを関与成分にダイエットを訴求する『リベラ』、G A B A を関与成分にストレス改善を訴求する『G A B A 』と、機能性表示食品に受理された商品を立て続けに上市。昨年 3 月発売の『リベラ』は、販売計画の 3 倍の売れ行きと、好調に推移している。昨秋リニューアルの『G A B A 』も同様の売れ行きが期待されるという。
“機能性チョコレート”市場は、チョコレート全体の 1 割にあたる約500億円といわれる。オフィスでの間食の“罪悪感の軽減”や普段から健康を意識している30~50代のサラリーマン、OL層のニーズを上手く取り込んだ。さらに50~6・・・
(詳しくは3/1発行・第1615号で)



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