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【連載30】「機能性表示食品」受理企業の戦略 相談薬局で売上1.5倍に、好調スタート

㈱うるばな宮古 営業担当部長 砂川丈見氏

沖縄県・宮古島に本社を構える㈱うるばな宮古。20年前以上から島に自生するビデンス・ピローサの持つ健康機能に着目し、独自方法による栽培・加工から機能性研究まで開発を推進。蓄積したエビデンスデータが実を結び、昨夏・冬にサプリメントと飲料が機能性表示食品として受理された。相談薬局を中心に販売、リニューアル前と比べ、約1.5倍の売上げで推移するなど好調なスタートを切った。

―― 現在の機能性表示食品シリーズのラインアップについて
機能性表示食品としてサプリメント『宮古BP』(270mg×180粒入と90粒入)とドリンク『宮古BPドリンク』(50mL×10本入)をラインアップしています。機能性関与成分は、宮古ビデンス・ピローサ由来カフェー酸。表示内容は、「宮古ビデンス・ピローサ由来カフェー酸には目や鼻の不快感を軽減する機能があることが報告されています」。

―― 製品開発に着手した経緯について
これまでに抗アレルギー作用、抗酸化作用、抗炎症作用、創傷治癒作用、血管内皮細胞強化作用、脳神経保護作用、抗糖尿作用、抗ウイルス作用などがあることを確認しており、2000年から2016年まで64回の学会・論文などの発表実績があります。2006年からは「地域新生コンソーシアム研究開発事業」を通じてトクホ開発も目指しました。トクホの申請に向けてエビデンスデータを蓄積していましたが、限られたヘルスクレームではなく、より多くの表現ができる機能性表示食・・・

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