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【インタビュー】米国Ganeden社 海外販売責任者 Stephen Quinn氏

米国スポーツニュートリション市場で急伸中の有胞子乳酸菌『BC30』。日本国内でも昨年から、ヘルシーナビを通じて原料供給もスタート。今回、米国オハイオ州クリーブランドのGaneden社より、アジア・欧州での販売および薬事申請 責 任 者 の Stephen Quinn氏 に 、『BC30』の特長、米国市場での動向について話を聞いた。


―― 『BC30』の特長について

Quinn氏 『BC30』は数あるプロバイオティクス素材の中でも、安全性および安定性 に 優 れ て い る 点 が 最 大 の 特 長 で す 。2012年にはバチルス株で初めて米国FDAのGRAS認証を取得、昨年には乳児用調製粉乳への使用でもGRAS認証を取得しています。安定性についても『BC30』は腸内で初めて活動を始める性質を持つため、焼く、温める、冷凍する、搾る ―― など、加工を伴う様々な食品やチルド飲料に容易に添加できるメリットを持ちます。

―― スポーツ分野でのシェアが大きいというが

Quinn氏 当社は『BC30』のスポーツニュートリションとしての有用性にいち早く着目し、研究を進めてきました。これまでにカゼインプロテインとの組み合わせで、その消化吸収を助けてプロテインの利用率を高めること、運動パフォーマンスの向上に繋がること、激しい運動後の筋肉損傷や運動能力の回復を早めること ―― などの研究データを発表しています。先月にはHMBとの併用で、運動によって起こる炎症に対し、HMB単独で摂取するよりも優れた抑制効果を確認しました。スポーツ分野の研究では、『BC30』が他社のプロバイオティクス素材を大きくリードしています。米国では現在、プロテインと『BC30』をブレンドした製品が数多く販売されています。米国でプロバイオティクス市場が拡大する中、『BC30』の需要も今後ますます拡大すると確信しています。

―― 日本市場での展開は

Quinn氏 日本のスポーツニュートリション市場に精通した㈱ヘルシーナビとパートナーシップを組んで、原料供給を展開していきます。日本のスポーツ市場が成長傾向にある中、『BC30』が一定のシェアを獲得できることを期待しています。

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