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厚労省 16年度概算医療費

 昨年度の概算医療費は前年度より6200億円増加し、過去最高の31兆4000億円になったことが、厚生労働省が10日に発表した「平成16年度医療費の動向」でわかった。伸び率は前年度比2.0%増。70歳以上の高齢者医療費が3.8%増の12兆8000億円となっており、概算医療費の4割を占めるに至っている。  厚労省では、生活習慣病患者の増大が医療費の増加要因のひとつであると分析。生活習慣病の発症予防の重要性を指摘している。こうした中で、サプリメントが医療費の抑制につながるかどうかを調べる厚生労働科学研究も行われている。  尾辻秀久厚労相は10日の閣議後記者会見で、「医療制度改革は日本の将来にとって極めて大きな問題。次の政権がどうなるとかいったことで今躊躇すべき事柄ではない」ことに言及。衆院選次第でスケジュール変更がありえるとしながらも、秋口をメドに医療制度改革の厚労省案を示す方針を打ち出している。

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