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「好き」が最も伸長した「レモン」は様々にニーズが拡大―日本能率協会 総合研究所「フレーバー調査2023」

日本能率協会総合研究所は、全国の15~79歳の男女を対象に「フレーバー調査2023」を実施した。100以上のフレーバー・素材について、好みやイメージを調査した。その一部を紹介する。
調査期間: 2023年7月1日~7月14日
調査対象: 全国に居住する15~79歳までの男女1500名

■好きなフレーバー・素材の1位は「チョコレート」
好きなフレーバー・素材は(複数回答)
1位 チョコレート 65.3%
2位 しょう油 58.8%
3位 塩こしょう 58.0%
4位 コーヒー 56.5%
5位 いちご 55.3%
以下、オレンジ、バニラ、カレー、みそ、生クリーム、カスタードクリーム、マヨネーズなどが続く。

男性が女性より高い上位のフレーバー・素材は「コーヒー」と「はちみつ」
女性が男性より高い上位のフレーバー・素材は「ピーチ」「マヨネーズ」。「ピーチ」は男性と比べて7ポイント以上高い。

■「レモン」の躍進
3年前(2020年)に行った前回調査と比べて、大きく伸長した好きなフレーバー・素材は、「レモン」2020年の結果と比較して20ポイント以上増加した(23.2%→46.1%)。
なお、15ポイント以上増加したのは、ゆず、梅、チーズ、抹茶、コーヒーだった。

■リラックスイメージが高いのは飲料系フレーバー・素材
「リラックス」イメージのフレーバー・素材は
1位 コーヒー 38.3%
2位 緑茶 34.2%
3位 紅茶 33.5%
4位 ジャスミン 30.1%
5位 抹茶 27.9%
上位のほとんどが飲料系(6位ほうじ茶、7位ココア)であった。
「チョコレート」はリラックスイメージでも8位にランクイン。
フルーツの中でリラックスイメージが最も高いものは「ゆず」だった。

■「レモン」は幅広い商品に、スイーツ需要では「いちご」
食べてみたいと思うフレーバー・素材を尋ね、具体的にどのような商品として食べたいかを質問。
「レモン」は、「アイスクリーム」と「ジュース・炭酸飲料」が5割を超えて高く、加えて他のフレーバー・素材と比べて様々な商品での需要の可能性がうかがえた。
「いちご」は、「アイスクリーム」「ケーキ」「デザート」「ヨーグルト」とスイーツでの需要が高い。
「明太子」は顕著に「ポテトチップス・スナック菓子」「せんべい・あられ・おかき」
「ほうじ茶」は、「アイスクリーム」「ケーキ」「デザート」に加え、「フレーバーコーヒー・ティー」といった飲料も高く、「クッキー」も3割強と高い傾向にあった。

電通、「食生活に関する生活者調査2023」を実施

韓国紅蔘の高機能素材化を共同で推進

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