関連トピックス

日本雑穀アワード2025 多様化する雑穀商品で市場拡大へ

(一社)日本雑穀協会(東京都中央区)は3月26日、「日本雑穀アワード2025」授賞式を東京都中央区の製粉会館で開催し、厳正な審査を経て選ばれた12商品に金賞を授与した。なかでも「ナチュラルクック」(ベストアメニティ(株))など4商品が3年連続金賞受賞を達成し、栄誉ある殿堂入り認定となった。 


同アワードは雑穀の普及と健全な市場形成を目的として2011年に創設され、本年で15周年を迎える。雑穀アドバイザーや雑穀クリエイター認定者による公正な審査体制のもと、美味しさを第一に、雑穀の活かし方、商品価値、普及貢献度の4視点から評価される。


今年の特徴として注目されるのは、雑穀商品のバリエーション拡大だ。従来のミックス雑穀だけでなく、調味液、ホットケーキミックス、冷凍餃子など多岐にわたる加工品が受賞。雑穀の加工技術向上により、混ぜるだけでなく一次加工に取り組んだ商品開発が進んでいることを示している。


日本雑穀協会会長の倉内伸幸氏(日本大学生物資源科学部教授)は「2024年度の雑穀市場が約230億円で成長している」と指摘。米価高騰に伴う「かさまし」需要も一因だが、それをきっかけに雑穀の魅力が再認識される好機と捉えている。


同協会代表理事の長澤重俊氏((株)はくばく代表取締役社長)は「協会設立20周年を迎え、多様な商品開発は集大成」と述べ、「雑穀を日本の大事な食文化として守り続けていく」と決意を表明した。


なお、殿堂入り認定となった商品は「ナチュラルクック、国内産三十三雑穀米」(ベストアメニティ(株))、「五穀せんべい山むすび2種」((有)春華堂)、「雑穀ホットケーキミックス」((株)雑穀米本舗)、「国内産厳選十二穀」((株)カツヤ)。今後も市場拡大と雑穀文化の普及に貢献することが期待される。

日本雑穀協会会長の倉内伸幸氏

グルテン分解機能を有する乳酸菌で「グルテンレス」を訴求

【2025年4月号】特集/美味しさの見える化

関連記事

  1. 結晶セルロース 日本人の食事摂取基準(2020年版)、第1回の策定検討会開催
  2. 腸内環境のために注目したい「MAC」(腸内細菌に届く炭水化物)
  3. “2%ルール”の「香辛料」表示 省略可能な条件を制定へ
  4. frozen-food-meal 消費者庁 食品表示の一部デジタル化、産業横断レジストリーとの連携…
  5. 2025年9月日本豆乳協会 好調な豆乳市場に弾み 10月・豆乳月間に向けプロモーション強化
  6. 不二製油、DHA・EPA含有油脂「プロレア®」の記憶機能試験など…
  7. 三菱ケミカル、来年1月に酢酸・酢酸塩類を2次値上げ
  8. 物産フードサイエンス、「ケストースによる生活習慣病予防・改善効果…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2027
ペットフード開発展2027

【1/8締切】 ナチュラルプロダクトエキスポ ツアー参加者募集

ナチュラルプロダクトエキスポ
PAGE TOP