日本豆乳協会は9月10日、10月の豆乳月間に向けた記者発表会を開催。10月12日の豆乳の日を中心に、協会および加盟企業各社は様々なイベントやキャンペーンを開催する。
会長の山﨑孝一氏は記者発表会冒頭のあいさつの中で、今年度の豆乳生産量・出荷量は過去最高出荷量である2020年の43万kLに迫るペースであるとし、その背景として①健康意識の高まり②サステナブルな社会への流れ③食の多様性とライフスタイルの変化の3点を挙げた。また伸長著しい無調整豆乳の生産量については、美味しさを追求する各社の企業努力の賜物であるとし、今秋の新商品でも原料の大豆の産地や品種にこだわった商品が目立つ。将来的には広く海外に向けても、わが国の豆乳の美味しさと健康価値を伝えたいと展望を述べた。
若者人気のソイラテを軸に豆乳をPR ――日本豆乳協会
日本豆乳協会では、若者を中心に人気のソイラテをフックとした情報発信を予定。医師や研究者によるソイラテの有効性訴求のほか、管理栄養士などを対象とした学校給食普及に向けたセミナー、インフルエンサーによるSNS上での情報拡散を行う。そのほか全国の高校生を対象とした「豆乳レシピコンテスト」や「豆乳資格検定」、「スポーツ×豆乳キャンペーン」といった毎年恒例のイベントも開催。豆乳月間を盛り上げる。
豆乳フェスほかイベント続々 ――キッコーマンソイフーズ
キッコーマンソイフーズは、2023年の発売以来右肩上がりで売上を伸ばす「砂糖不使用調製豆乳」とサンリオキャラクターズのコラボパッケージ展開、豆乳メーカーでは珍しいソイラテシリーズ2品などを新たに発売する。また昨年好評だった「豆乳フェス」や「T(豆乳を)T(投入する)鍋」などキャッチ―なキャンペーンを今年も実施する。
少量飲み切り・栄養強化商品を強化――マルサンアイ
マルサンアイは10月1日よりプロモーションを強化。各種メディアへの広告出稿のほか、「Let’s豆乳診断キャンペーン」を実施する。今秋の新商品では、少量でちょうどよい125mlの飲み切りサイズが登場。3種の栄養機能食品タイプ、カルシウムと鉄配合の小児向け飲料「まめぴよ」拡充など、豆乳+栄養摂取をコンセプトとした飲料を揃える。
九州、福岡産にこだわった豆乳飲料で差別化図る――ふくれん
ふくれんの秋の新商品は九州、福岡産の大豆と果物にこだわった豆乳飲料「福岡のいちじく」「博多あまおう苺」の2品。また福岡県内での人気ベーカリーやカフェ、ホテル日航福岡とコラボも実施。ご当地ならではの美味しさをPRする。












