井上石灰工業は、ワインを作る工程で発生するぶどうの搾り粕を有効活用した「高知県産ワイン搾汁パウダー」を上市した。高知県産のぶどう果実の搾汁残渣を原料に、殺菌・乾燥・粉砕を経て製造される。工程途中でアルコールは除去されている。
ぶどうの皮や種由来の食物繊維を多く含み、食物繊維含量は61.6%(参考値)と高い。本品をティースプーン1杯程度(食物繊維量約7g)摂ることで、日本人が不足している1日の食物繊維量を簡単に補える。
ワイン搾汁パウダーは、ココアを想起させるきれいな茶色を呈し、ナッツ様の香ばしい風味で渋みはない。サプリメント用途はもちろん、食物繊維を強化したい一般食品にも利用できる。クッキーやパンなど生地への練り込みや、ソースやジャム、ヨーグルトへの配合を提案している。
ワインの搾り粕を有効活用したアップサイクル素材であるとともに、ぶどうの栽培から醸造・粉末化まですべてを国内で行っている純国産(高知県産)の食物繊維素材として、幅広く紹介を行っている。高知県では現在ぶどう栽培地を拡張していることから、今後の増産も見込んでいる。
■食品用カルシウムを供給
なお、井上石灰工業は、カルシウムメーカーとして食品向けに酸化カルシウムと水酸化カルシウムの原料販売も行っている。高知県で採掘される石灰石を原料とし、独自の石灰石焼成技術により高純度で品質の良い食品添加物カルシウム素材を製造している。
・食品添加物用酸化カルシウム 商品名「味一貫壱萬両」
・食品添加物用水酸化カルシウム 商品名「花香灰」「蒟太郎」「新雪」
酸化カルシウム、水酸化カルシウムともにカルシウム含量は95.0%以上と高純度で、水への分散性が良く、重金属含有量が少ない。高知県版HACCP認証を取得しており、品質面を重視した製造・供給を行っている。
こんにゃく用凝固剤としての利用が多く、採用実績も多い。こんにゃく臭を低減する効果が調べられており、さしみこんにゃく用には特にお勧めしている。そのほか、畜肉練り製品、麺、食品のカルシウム強化用などで広がっている。
■健康博覧会(2/25~27)に出展
同社は2月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトで開催される「健康博覧会」に出展予定 https://www.this.ne.jp/
上記のワイン搾汁パウダー、カルシウム素材をはじめ、睡眠の質を改善するGABA含有トマト「ゆうがたベーネ」(機能性表示食品)、幻の柑橘直七(田熊スダチ)のパウダーなど高知県産の各種素材を揃えている。













