技術・機器の記事

かき取り式加熱殺菌×分離膜×微粒化の複合技術でアップサイクルに貢献

SPXフローテクノロジージャパンは、かき取り式加熱殺菌装置や各種分離膜装置も取り揃え、乳製品分野を中心に広く使われているが、それらの複合技術とマイクロパーティキュレーション(微粒化)技術を組み合わせた「LeanCream」(リーンクリーム)システムの引き合いが堅調に推移している。

同システムでは、ホエイから高タンパクで高食感かつ無脂肪なクリーム状製品を生成することができる。一般的なチーズの製造工程では、原乳がチーズの元となるカード(Curd)とホエイ(Whey)に分離されるが、ホエイのほとんどは飼料などに使われる他は廃棄処分されてきた。LeanCreamシステムでは、ホエイを透過液(パーミエイト)とレテンテイト(濃縮液)にさらに分離。レテンテイトをプレートで予備加熱後、専用のかきとり式熱交換機「ASA」で、濃縮ホエイに熱とせん断力をかけ、粒子サイズを一定にコントロールするマイクロパーティキュレーション処理を行うことで食感に優れた高タンパク・無脂肪なクリームを生成することができる。

ヨーロッパにおいてはプロテイン、ヨーグルト、チーズなどの製品に添加されることで高付加価値化に成功。国内乳業各社でもアップサイクルやSDGsへの取り組みに貢献する技術としてテスト依頼が伸びている。

食物アレルゲン除去における各種次亜塩素酸水の効果 -卵白を例として-【食品と開発 3月号特集I-2】🔒

ペットフードでも加工度合いの低い製品が注目を集める

関連記事

  1. 研究開発からパイロットプラントまで対応可能なUHT熱交換器装置
  2. キヤノンITS、異物・品質検査に画像AI技術を採用
    新世代…
  3. 日本ウォーターズ、新型HPLCを発表
  4. 独自AIで捕獲昆虫のカウントと種別判定を実現
    新型LED捕…
  5. 生鮮品からドラム缶までスピード完全解凍で生産効率向上・作業環境改…
  6. 使用頻度の高い4つのタイマーを登録できるプリセット機能を搭載
  7. HACCP・ウイルス対策に最適な手洗い用タッチレスタイマー
  8. ノロ対策で食添殺菌料活用ソリューションの提案を加速

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2027
ペットフード開発展2027
PAGE TOP