技術・機器の記事

嚙み心地、滑らかさ、触感を見える化

トリニティーラボでは、食感の数値化を目指した噛み心地の評価測定機をこのほど発売した。

同社はこれまで摩擦学と触覚科学に基づいた多機能型静動摩擦測定器を開発販売してきたが、本装置は人の咀嚼の動きを再現するよう、速度を変えながら測定できるようにした。荷重計測にロードセルとステージ駆動状態を把握するレーザー変位計を搭載し、人が感じる噛み心地を数値化した。

また触覚接触子として舌表面の形状を再現した舌モデル、若い人の指の指紋の平均を取り指表面を再現した指モデルを開発し、食感としてのクリームなどの滑らかさ、食パンの舌触りや麺類のつるみ感、また指で触った時の触覚評価ができる測定機も開発されている。様々な治具も揃っており、オプションで加熱、冷却テーブル、調湿のための囲いなども揃えられている。

毎年3月9日は「SACの日」

新資源としての藻類研究を加速化する可搬ユニット型の微細藻類培養装置を開発

関連記事

  1. 独自AIで捕獲昆虫のカウントと種別判定を実現
    新型LED捕…
  2. 紙・プラ代替素材「LIMEX」の用途開発で基本合意
    LIM…
  3. 帳票ペーパーレス化で業務効率を向上
    HACCP支援のWeb…
  4. water 無薬品・メンテナンスフリーで水質改善と悪臭・汚泥の削減を実現する…
  5. 紀州技研工業_CHECKER PK110⁺ 多彩な印字検査機能搭載~信憑性追求したエコノミーモデルをアップグ…
  6. 第14回電解水セミナー開催~食品衛生から医療現場、農業分野まで利…
  7. 微生物製剤とオゾンの併用で高効率に食品加工場・厨房の環境改善
  8. 子ども食堂「向日葵の家グループ」へSDGsサポート

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP