技術・機器の記事

ファインバブル技術用語ISOで規格化 「ナノバブル」使わず

ファインバブル産業界(FBIA)は、ファインバブル技術に関する用語の定義がISOにて規格化されたことを発表した。

日本が提案してきた気泡の発生や計測に関する規格のうち、技術的に重要となる基本規格でISO第1号となる。FBIAではこれを機に、日本主導により規格に適合する技術の普及を国内外に普及させていく構えだ。計測方法や応用に関する規格化に向けても取り組んでおり、2018年度には計測方法の規格化を目指すとしている。

ISO規格では、直径0.1mmより小さな泡をファインバブルと定義。さらにファインバブルは、1μm以上100μm未満をマイクロバブル、1μm未満をウルトラファインバブルとして区別する。マイクロバブルは、水が白く濁ったようになり目で確認できるが、ウルトラファインバブルは、肉眼で見ることができない大きさ。

なお、一般的な「ナノバブル」という用語は使わず「ウルトラファインバブル」を強く推奨することもあわせて決定した。

関連記事

  1. 水分分析を完全自動化-複雑な工程もワンクリックで解決する自動滴定…
  2. FDA CFR Part113 対応デジタル式温度表示計水銀温度…
  3. 化学物質の気中濃度をリアルタイム確認 個人ばく露濃度計
  4. リアルタイムで測定する感圧システム
  5. 軟質から中硬質までの多様な原料の破砕に最適な衝撃式破砕機
  6. 酵素法ヒスタミン検出キットでAOAC PTM認証
  7. 独自AIで捕獲昆虫のカウントと種別判定を実現
    新型LED捕…
  8. GMP対応機能搭載の高機能水分計をお披露目

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP