食品素材の記事

酒石酸相場が高騰 欧州ブドウ2年連続の不作の懸念が強まる

ワインや飲料、ゼリーなどの酸味料として利用される酒石酸の価格が高騰している。

欧州各地の天候不順により、昨年はワインブドウの収穫量が過去最低になるなど玉繰りが急速に悪化し、現地の原料アゴール(生酒石)や酒石酸価格が急騰。南米など南半球の供給にも影響し、アゴール由来の酒石酸の世界需給がタイトに推移している。

一方、中国で生産する合成タイプも、相場は天然由来品をやや下回るものの、価格が上昇している。

今年の秋に収穫期を迎える欧州産の原料ブドウは、これまで比較的順調にきていたが、ここにきて熱波や日照りによる2年連続の不作が取りざたされてされており、酒石酸相場はさらに上昇する見込み。ワインや膨張剤などに利用される酒石酸水素カリウム(ケレモル)も含め、新規ユーザーへ対応ができないところもあり、玉繰りによっては、中国の合成タイプの存在感が強まるとみられ、国内市場でも食品向けでの評価も高まってきている。

関連記事

  1. スパイスで認知症予防を考える
    ―ウコン由来ターメロン、ゴ…
  2. ポリフェノールを含みながらノンカフェイン
    ―美味しさと健…
  3. CBC、コスクラ社のエンドウたん白を日本市場で本格展開
  4. 池田糖化工業、「甘草根エキスパウダー」を和漢食品向けに提案
  5. アジアで伸長するコスクラ社のイヌリンとエンドウ豆たん白
  6. 減塩と糖質制限についてのトータル提案
    三栄源エフ・エフ・ア…
  7. 東洋新薬、大麦若葉末の腸内細菌叢改善作用を確認
    ―東京大…
  8. 扶桑化学工業、果実酸類4月から値上げ

おすすめリンク先

10月2日(水)~4日(金)開催
東京ビッグサイト西1・2ホール&アトリウム

PAGE TOP