関連トピックス

渡辺ケミカル、創業70年を機に事業開発室を新設

今年で創業70年を迎えた渡辺ケミカルは、新たに事業開発室を設け、本格活動を開始した。医薬品や食品に関わる国内外の最先端の研究現場と民営企業を橋渡しし、新規事業化を推進していくことが主目的。長年手がけてきたビタミン類を中心に高付加価値化を図っていく。

同社は、中国・東北製薬のビタミンC製品を自社ブランドで展開するほか、ビタミンB1および葉酸(江西天新薬業製)、ナイアシン(バーテラス製)などを供給するケミカル商社。医薬品・食品・化粧品・動物薬・飼料・工業薬品原料などを幅広く取り扱う。かねてから、企業価値の向上、維持を図るため、既存の枠組みに囚われない新たな研究・購入・生産・販売活動に取り組んでおり、事業開発室はその一環として新設された。

現在、薬剤や機能性成分の徐放性や吸収性などを考慮した医薬錠・サプリメント錠の技術開発について検討を進めており、ビタミン製品を視野に入れ、高付加価値化を模索している。取引先へ信頼と利便性を提供する企業として環境の変化に対応し、新規事業の早期実現を目指す。

関連記事

  1. 環境に優しい高吸水性ポリマーの開発に成功
  2. 食品開発展2日目―提案素材・技術の紹介(その2)
  3. 水溶性えんどう多糖類 不二製油グループ、水溶性えんどう多糖類を製造する子会社を欧州に設…
  4. 一丸ファルコス、公式スマートフォンアプリをリリース
  5. 高砂香料工業、フロリダのグレープフルーツ植樹プロジェクトに参画
  6. 食品開発展 10月2日(水)開幕―健康機能、美味しさ、安全品質技…
  7. 太陽化学、粒子コントロール技術を基盤としたミネラル・ビタミン製剤…
  8. 「目の潤いと見た目」に関する調査を実施 丸善製薬

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 31,020円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2023 出展者募集中

PAGE TOP